ツイッターでネットワークビジネスの話がチマチマと出ていました。
私も過去に誘われましたが断っています。
今回はネットワークビジネスを行った場合何を失うのかを語っています。
重要なものを失う
一番重要なものを失います。それは、友人、知人、下手をすると親戚すら失います。要はネットワークビジネスに巻き込んだ人々を失います。ネットワークビジネスは、正直人をお金に変えて儲けようとするビジネスですが、儲けれず、人、お金、時間を失うサービスと言ってもいいくらいです。
過去に語っていますが、私も誘われましたがなんとか断りました。彼からすると金づる一人連絡がつかなくなったぐらいの感覚かもしれませんが、人を失うのは結構痛いものです。特に困ったときにはその時点で信用がないのですから手を差し伸べてはくれません。
気づいたら誰も手を差し伸べてくれず、それも親戚まで巻き込んだらとなるともはや手がつけられません。
やるのは止めませんが、やりたくないと言ってる人を安易に巻き込んでほしくないですね。
ネットワークビジネスは副業にすらならない
なぜ、ネットワークビジネスはこのように失うものだらけなのか、以下の３点あげられます。
- 勧誘がしつこい
- 説明が曖昧
- 活動は意外と大変
勧誘がしつこい
「うなずきさん、今より簡単に収入をアップさせたいでしょう。これを一人に売れば５千円収入が入るんだ。そして、二人だと…」と説明され、要は人を集めていけば収入が増える。
「ただし、会費を５千円払って５千円のうち３千円は僕に払って・・・」と。こんな感じで最初にいい面をあとから面倒な部分を説明。入らないというと「なんで？こんないい商品だよ」と何度も１ヶ月近くも誘ってきます。しかも、今はLINEなどもありこういうときは面倒です。
商品をマニュアル通りに説明するして勧誘がうまくいとその分の収入がその人に入るため、説明は下手でしつこい一方的な勧誘となります。ネットワークビジネスで商品説明が上手い人いるにはいますがほんの一握りでしょう。そんな人は別な企業でトップセールスマンとして働いています。
説明が曖昧
ネットワークビジネスで携わっている人は、お金が目当てのため商品そのものがおざなりになります。「いい商品だよ」というばかりで、例えば化粧品だと他社に比べてどうなのかというのがわかっていません。普通なら試供品やテスターなので実感させて違いなどを感じてもらいます。しかし、何度も言うようにお金が目当てのため「とにかくいい商品なんだよ」の一方的です。
また、説明会へ参加するとネットワークビジネスの商品を購入したという人が説明します。しかし、この人も曖昧です。当時、私が致し方なく参加した説明会の要約が以下の通りです。
「私はこのＸＸを知って幸せになりました。知る前はまったくいいことなしだったのですが、今では家族共々幸せです。」
５分ぐらいスピーチしていたのですが、結局これだけです。「XXに入ってどの部分でどのようになったから幸せなのか」という具体的なものがないのです。仕方がないです。この人も入会させるための主催者側が用意したサクラなのですから。
また、いい商品（例えば化粧品）ならなぜドラッグストアで売らないのでしょうか。なぜ、会員制にする必要があるのか。疑問しか出てきません。
活動は意外と大変
ネットワークビジネスを勧誘された方はどこで説明を聞いたでしょう。ファミレス、喫茶店等、コーヒー、好著を飲めるお店になります。マニュアルが存在し、説明はファミレス等で行いコーヒー、紅茶なりをご馳走しなさい。そして、入会に迷っている人がいたら説明会に誘導できるようにしなさいなどなどと。あの手この手で入会させようと必死です。
そして、今日はＡさんへの説明だからこっちへ行き、今日はＢさんだからあっちへ行きと。電話勧誘から始まりアポ取ってコーヒーご馳走して、しまいには説明会へ参加させたのに、これで入らなかったら時間とお金の無駄です。ネットワークビジネスは簡単じゃなかったかなと。
昨今、副業の言葉が目に入ります。しかし、複であっても「業」です。お金を得るんです。簡単に楽に素早くお金を得る副業なんてありません。このような言葉を目にしたら聞いたら怪しんでください。
気づいたらすべてを失う
ネットワークビジネスに時間を使い、商品を買うために勧誘するためにお金を使い、そして気づいたら繋がっていた人を失う。これはビジネスなのでしょうか。
ビジネスは相手に価値を与え収入を得るものです。しかし、価値を与えると言いながら収入どころか失うものが多いものをビジネスと言えるでしょうか。やるのは構いませんが本当にすべきビジネスかをもう一度考えてみましょう。
コメント