来年度から介護職へ転職する未経験者に対し、最大で20万円を支給する仕組み。その後、介護現場で2年間働けば返済を全額免除する制度ができるそうです。
「2年働けば返済を免除する」ということは借金です。支給と謳っていますが気をつけてください。
世の中、ローン、融資、奨学金と名前をあれこれ変えますが借金です。借金と聞くと嫌なイメージ、気分
しか出てこないですね。今回は借金についてお話をします。
生活での借金
人は生きていく上でいろいろな事情で借金をします。家、車といった高額なものからスマートフォンやカード決済での買い物といった身近なものなの様々なもの借金で購入します。
その昔、私は生活費を借金したことがあります。今は返済済みです。
上記以外にも形を変えて借金をしてます。特にカード決済は借金している感覚がないですが、今商品を手に入れて翌月、翌々月に支払うという立派な借金です。そして今回の20万円の支給は労働を担保にした2年縛りの借金ですね。もし、2年間労働に耐えうることが出来たならば免除しますよというものです。
借金は不思議なもので、スマートフォンの2年縛りが終われば「あっというまだったな」と思いますが、そこまでたどり着くまで不思議と長く感じます。
ちなみに、先に述べた生活福祉資金を払い終えた感想は「長かった」というものでした。繰り上げ返済を2度して終りが見えてきた残り半年は「まだかまだか」という気持ちでした。
必要な借金とは
ローン、融資、奨学金、はたまたカードローン、ヤミ金といった部類まで借金はあります。そして借金は利息がついて必ず返済しなければいけません。免除もありますが条件が出てきます。
今回の制度は「介護現場で2年働けば」という条件での「20万は免除される」というものです。
しかし、必ず免除されるものばかりとは限りません。大半の借金は返済ありきです。
借金をする際に本当に必要かを考えてみましょう。
車だと田舎なので移動手段がないから車が必要、でも、その車が必要なのか?無理して高級車や新車に手を出そうとしてないでしょうか。移動するだけなら手頃の車で十分ではないでしょうか。
その昔、新車を購入したものの職を追われ車を手放す羽目になったことがあります。
当初は未来永劫続くと思っていた収入、ボーナスで途中繰り上げして完済するという皮算用でしたが、収入がなければ手放すという羽目になりました。
昨今、コロナウィルスによるリストラで計算が狂う羽目にあう人が多数います。返済計算が狂った場合、まずは相談しましょう。私のような目にはあってほしくないです。

借金をする意味
少し前だと奨学金の返済ができなくなり自己破産になるというニュースもありました。
本来、奨学金という借金を背負ってでもそこの学校に行き勉学ときには遊びという学生生活を送り、就職して返済していくというものですが、友達が行くから俺もという名目で学業もおろそかに遊びにふけって就職しても返済が頭になかったためいざ返済してみたら頓挫した。
極端ですが意味のない借金は人生のその後を狂わせてしまう事になりかねません。本当にそのものが必要で借金をしなければいけないのか無理のない返済なのかを考えてみましょう。
ちなみに、私が返済した生活福祉資金は金利含め約98万で、2011年9月から2019年6月に渡り月約9000円の返済額でした。金利は1.5%と低いですがそれでも借りる額が多くなると少し大変になりますね。
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