前回、お金がたまらない中で「目先の損得に偏る」ことが原因の一つですと語りました。この目先の損得は原因の大半を占めていると思います。では、どうしたら解決するかを語っていきます。
お金の軸を作る
1円内で購入する場合、できるだけ安くていいものを購入しようと考えたりします。
スーパーで野菜を買う場合、キャベツ1玉では1週間使い切れないから半分で購入とかしっかりと計算します。
これは使うための予算というお金の軸があってしっかり考えているからです。
しかし、この軸がないと高額なものになればなるほどルーズになります。
家電製品を一括で買い換える場合、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ等合わせて20万円。本当は3ドアの冷蔵庫でいいのになぜか大容量、7キロサイズでいいのになぜか10キロサイズに、そこまで料理しないのに加熱式オーブン電子レンジを購入。使わない機能てんこ盛りの家電製品だらけに。
家電製品で上記のパターンだと新車購入時には300万のうち10万オプションいいですよ、マイホームに至ると3000万のうち50万の機能つけても問題ないと頭の中がバブル状態になります。
それを防ぐにもお金の軸がありそれを元に考える事が重要です。
どんな買い物でも千円は千円、1万円は1万円です。この軸がないとちょっとしたオプションでも「まぁいいか」となります。その結果、購入後に「この機能いらなかった」となります。
時々、インスタで新築後いらなかったオプションなるものを見ることがあります。高額商品等は失敗した意見も参考にしつつ何が必要なのかをしっかり見極めて、出せる予算と検討しなければいけません。

外見を気にしない
普通に生活する分には外見は気にしません。なぜか、見栄を吹聴して煽り価値観を壊そうとする人がいます。
「車は背伸びしても新車のほうがいいよ」
「若いうちに新築を建てて責任を背負ったほうがいいよ」
「私の若い頃は」とか「○○さんはあの年齢で」という自慢話やマウント合戦
ですが、見栄をはったおかげで支払いが滞った場合、彼らは助けてくれるでしょうか?
一人だとまだ修正、やり直しはききます。家庭をもっている場合、お金に困ると不協和音が走り、歪が生まれ、いつの間にかすべてを失う可能性もあります。助けてくれないどころか浪費させる人の意見など参考にする価値なんてありません。
軸ができていれば、外見を気にしなくなります。
お金に余裕があり支払いも十分できる。だから、夢だったA社のXという車を買う!という夢になっていきます。
外見を気にしすぎると、「今流行の車に乗っておくか、高いけどローンだ」「あれ、厳しい。売っても大した値段にならなかった。」という形でどんどんと悪い流れになっていきます。
必要なものを必要な時に適切な値段で
高額商品=悪という考えはありません。高級品には高級なりの値段、ブランディング戦略があります。しかし、一番恐ろしいのは以下のことです。
- 情報に惑わされ
- 不必要にも関わらず
- ほしいと思わされ
- 不適切な値段で買わされる
まずは、必要化を判断して、情報収集をして、適切な値段で買うことです。そうすることで軸が出来上がり外見を気にすることはないのです。

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