現在では普通預金の金利は微々たるものです。そして、資産を殖やすには投資を行っていく必要があります。
では、投資をするに当たりどのようなマインドが必要なのでしょうか。
今回はそのへんについてお話をしていきます。
投資の必要性
普通預金の金利が5%であれば特に気にもとめずに銀行に預金をして定期預金口座を作ってためていけば殖えていきます。ですが、昨今では家においておくと盗まれるから仕方なく口座に預けておく的な考えです。
そのため、ある程度の貯蓄ができたなら余剰資金が生まれそれらを少しずつ投資に回して行くのがいいと考えます。
ある程度の貯蓄とは、「自分の生活費×6ヶ月を最低限の目安」ですが、これに少し多めででもいいです。
そして、その貯蓄には絶対手を付けないことです。投資のお金と生活のお金は別物と分けないといざという時に困ります。
投資の種類とリスク
投資の種類は「株」と「債権」です。それらを個別に購入するのか、「投資信託」というミックスされたものを購入するのかです。また、日本国内のものだけでなく海外のものもありますので、多岐多種に別れます。
リスクでいうなら、株>株の投資信託>債権>債権の投資信託となり、為替リスクを考えれば、海外>日本です。
また、海外の治安、経済リスクを言えば、新興国>アメリカ、ヨーロッパのようになります。
従い、まずは国内の投資信託の購入がおすすめと言われています。

投資信託とは
投資信託とは「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」です。従い、株式だけ、債権だけ、両方ミックスされたもの、国内だけ、海外だけ、全世界のものなどありとあらゆるの商品が存在します。
インデックス投資
インデックスファンドとは「世の中の景気や経済など市場全体の動きを表す指標(インデックス)への投資する投資信託」です。例えば東証一部に上場する225社の銘柄を集めた「日経225」という商品があります。
昨今ではインデックス投資が話題に上がりますが以下のメリットがあります。
- 知識のない初心者でも始めやすい
- 個別株に比べて銘柄選びや売買に手間がかからない
- 少額から取引を始められる
- 他の投資信託よりも手数料が安い
- 分散投資できるため安全性が高い
デメリットは、短期間で大きなリターンを狙うことは期待できないことです。言いかえれば長期投資向けになります。
投資リスクとは
すべての投資に対しては以下のリスクがあります。
- 価格変動リスク:価格が変動するので元本割れもあり得る
- 信用リスク:国によってはデフォルト(破綻)によりお金が戻らない
- 地理的リスク:火山、地震による業績不振
競馬とは違い1万円の投資信託を購入したからと言って、100万に増えるわけではないです。1万円が1年後2万円になるのは年利100%です。知識がないと「これは年利100%であなただけに特別ですよ」といった変な投資商品を掴まされます。

リスクと実
投資リスクだけを読むと「やっぱり投資は怖い」となります。しかし、リスクを取らないと実は取れません。
まずは、少額から始めてリスクを最小限に抑えつつ価格の変動に慣れていくところから始めるのがいいと考えています。
しかし、「お金が減るのが嫌だ!」「リスクは取りたくない」という人にまですすめる気はないです。
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