先日、訪問介護員にわいせつを働いたということで、83歳の男性が逮捕されました。

今回はこの件について考えます。
職員は被害被っても仕方がないのか?
虐待という言葉はキツめですが、虐待は何も利用者側へ一歩的に行われるものではないです。
利用者側が職員に対して暴力、暴言、セクハラはあります。
とは言えど、泣き寝入りみたいなのが当たり前です。
「利用者だから我慢して」
「職員が間に入って他利用者に被害がいかないようにして」
等々、こっちは傷負っても仕方がない的な言動です。
昨年秋ごろに男性利用者が入居しました。以下のような感じです。
- 強度の認知症(他者の部屋にお構いなしに入る)
- すぐ手が出る
- その上、ボクシングを少しやっていた
- 感情の起伏があるものの大声は出さない
ある時、30代の女性職員がベッドに倒されたという報告がありました。
それ以上の事は起きませんでしたが、当然恐怖でどうしたらいいのかを訴えたのですが、社長は「そういうときは男性職員に変わってもらってね」という一言で終わりました。
これが実情です。
認知症があっても、変な話、感情はありますからもう少し実情を聞いての対策が必要です。
今後訴える行動は増える?
推測ですが今回の逮捕は「女性が同署に「訪問介護の利用者の自宅で体を触られた」と被害を申告」とあるため、会社に言ったが何もしてもらえず、自ら行動に移したのかもしません。
とはいえど、今までは高齢者は基本的に守られる立場だったので、この逮捕は一石を投じる可能性があります。
正直、会社は暴力・暴言・セクハラ利用者を隠さないでほしいです。
ただ、こういう事があった場合、訴える事が増えるかと言えば今回の逮捕で逆に会社は警戒するかもしれません。

こちらにも人格があることをお忘れなく
利用者の中には「こっちは金払ってるんだから要求・要望を飲むのが当然だ!!」という利用者も中にはいます。
しかし、介護保険法の中で出来ないはあります。
ましてや、思い通り行かないから「暴力、暴言」、欲望の思うままの行動などは許されません。
こっちも一人の人間で人格があることを忘れないでほしいです。

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