先日、コロナでなくなった原因がヘルパーにあるということで事業所が訴えられました。
争点となるのは「担当ヘルパーが訪問を控えていれば母親の感染は防げたとし、運営会社の安全配慮義務違反や使用者責任を問うている。」です。

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これに思うところを書いていきます。
心配なのは
8月の頃にドーナツによる窒息が争点で無罪が確定した裁判がありました。
この件で有罪が確定したならば、介護し、ヘルパーのなり手がいなくなるという声が大きかったことです。
今回もその可能性があります。ただでさえなり手が少ない業界に激震が走りました。そして、ダーティーなニュースでなり手が減り、よろしくない方向で決着した場合はさらになり手が減るでしょう。
争点を争えるのか?
まずヘルパーは3月31日に症状らしきものがあったが、翌日に改善、しかし同日までに親族がコロナに感染した。
そして、女性は4月3日に発症し、PCR検査で9日に陽性と分かったとのことです。
このことから、感染から発症まで最短1日の潜伏期間があるとことを考えると3月23日、27日、30日と4月2日の訪問で感染したと思われるが、果たして31日に疑わしきことが判明したが、そのことで「担当ヘルパーが訪問を控えていれば…」と争えるのかが不明です。裁判は不明な判決が出るのでなんとも言えませんが。

皆が皆、恐怖と戦う日々
当時、コロナについて不明だったことも色々と分かってきています。そして、医療従事者、介護関係者が矢面に立って恐怖と戦っているというイメージですが、戦っているのは全世界の人々であり特定業種の人ではないです。
いつ感染するかわからない恐怖と戦い、いつ収束が見えるかがわからない戦いです。
まずはこれに勝つことです。
裁判の話から逸れてしまいましたが、裁判は裁判で行末を見るしかないです。
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