職場ではいると助かる的な人物のような存在が一人ぐらいは存在しますが、職場の状況が悪ければその人はいつの間にか退職していきます。というか逃げていきます。
では、その人はなぜ逃げていくのでしょうか。今回はそんなケースについて記載します。
いると助かる人物
いると助かる的な人物とは?を定義すると以下のような人ではないかなと。
人付き合いがそこそこよく、職場では円滑に進めたりするようないい思う人
では、そんな人はなぜ環境が悪くなると逃げてしまうのか
その人は以下の2つを出来る立場にいるからです。
- 職場の現状分析が出来る
- 業種、職種を選べる側にいる
例えば、スタッフの一人が病欠となった場合、その日あるいは2,3日をうまく回す人数が揃っているか。一人の人にしわ寄せが行っていないか。
それを第三者である自分がおかしいと感じ取ってしまう職場であれば心理的に逃げたくなります。
- 仕事をこなしてもリーダーや上司が評価するのは自分のお気に入りの職員
- 職場の環境、雰囲気が悪い
- スキルアップできない、もしくはその環境にない
このように分析できる社員は職場からいつの間にか逃げていきます。そして、その人がいなくなった職場にはジワジワと被害が広がります。
仕事が増え、回らず、シフトに無理がかかり、雰囲気が悪くなり悪環境にそして悪循環に陥ります。
先日、一人の人が辞めたらそれに歩調を合わせるような形でやめるケースがあることを記載しました。
今回のパターンもダム決壊型のような形になる可能性があります。

巻き込まれないためには?
では、そのような事に巻き込まれないようにするためにはアンテナを常に張るしかないです。
- 上司の態度
- 職場の雰囲気
- シフトの人員構成等
シフトの人為構成や、業務に無理がかかっていないか。上司の評価があまりにも偏っていないか。職場の雰囲気がギスギスしていないか。等など今はいいけどちょっと人が欠けてもうまくいくのか、それとも崩壊寸前まで行くのか。
介護業は正直人手不足なのは仕方がない部分はありますが、度を超えた人員構成、業務量、そしてそこからくる雰囲気の悪さではストレスも貯まる一方です。
従って、いつ、その職場とサヨナラしてもいいような状況を作っておくのも一つの手です。逆に自分が「職場の現状分析が出来る人」「業種、職種を選べる側」になることです。
買い叩かれる側ではなく、選択できる側に立つことです。少しずつですが自分を常に高める努力をしていきましょう。

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