【仕事】理想論ばかり先行する人

人物

介護の世界では「キラキラ介護士」という言葉があります。主に以下のような介護士を指します。

綺麗事ばかり言う
やりがいが一番、お金は二の次
自分の介護やその考えが絶対であり他者に押し付ける

要約するなら理想論が先行し、自分の価値観を押し付ける周りが見えていないタイプの人です。
ではこのような人が職場にいると、会社からどのように見えるのでしょうか。

自分思考で会社の利益に反する

一番の問題点は和を乱すことです。前回も書きましたが会社は組織で動いています。しかし、理想論を振りかざし自分の価値観が一番で他者に押し付けるのは自分思考そのものです。
自ら立ち上げた会社、自らが個人商店として事業を行っているのであればいいですが、会社はまずもって自分の会社の利益が一番です。
仕事よりも理想優先では会社員としては不要となっていきます。

win-winから外れる

経済用語の一つに「win-win」があります。取引をしているお互いが利益を得られることです。
この用語は普通に「Aができない代わりにBやるから変わって」とか、普通に仕事上でも行われるようなことで、お互いが納得できる取引というかんじのほうがいいかもしれません。

キラキラ介護士は理想論、価値観を押し付ける介護士ですが、利用者のサービスがうまく行っていないと「周りがやっていない」「私の考えは正しい」というように口ばかりで何が問題なのかをわからない人です。また、口ばかりということもあってか身体介護を避ける傾向にもあります。

利用者も選ぶ傾向にあります。理想の介護をするのだから自分の理想に近づいた利用者のほうが介護をやりやすいわけです。

結局、仕事や人を選り好みして口だけ介入する厄介な職員でしかありません。そして、目の前に起きている問題すらわからない人です。このような職員が何かに困っても誰も助けないでしょう。

実はテイカー

先日、ギバー、テイカーの事を書きました。ギバーは他人に惜しみなく与える人、テイカーは自分の利益優先に動く人です。

【シリーズ】成長できない会社 その2 テイカー(TAKER)気質の社長
人のコミュニケーションの成り立ちの一つでGIVE&TAKEという言葉があります。困っている人を手伝い出来ない部分を手伝ってもらう。会社というか社会では普通に見られる光景です。しかし、一方では貰えるものは貰うものの何も出さない人もい...

キラキラ介護士は「やりがいが一番、お金は二の次」なので、利益優先と違うのでは?と考えるでしょうが、利益とはお金ではなくてもいいのです。要は自分が得をする=利益なので、他者や組織を自分の理想論、価値観で振り回し自分が納得する介護ができればいいというのはまさにテイカーなのです。正直救いようがありません。

末路

このタイプの人達は引っ掻き回すだけ引っ掻き回して転職を繰り返し自分の理想の介護を追い求めます。しかし、仕事ができない、成長をしない、スキルアップから遠のくという何もできない介護士の出来上がりです。

どの業種でもそうですが、理想を追い求めるだけで仕事ができない人に誰が手を差し伸べるでしょうか。SNSで「キラキラで何が悪い」というコメントは、自分に起こっている問題がわかっていないという反応でしかありません。

今回もお付き合いありがとうございます。

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