利用者は見ています。と言っても監視しているわけではなく普通に職員の仕事ぶりを見ています。
上司よりも見てると言っても過言ではありません。
その結果、以下の事柄に反映されていきます。
信頼関係
一番はこれです。例えば、仕事がいい加減な職員は何かあったとき、「うわ、職員なのか」と顔や態度に出ます。ときには暴言を吐かれます。
当たり前ですが、大半の方は年配者で経験もあるし色んな人と接してきました。当然、信用を失う付き合い方もあったはずです。
そのような方々を目の前にいい加減な仕事をしている職員は嫌がられるのは当然です。
逆に、仕事ぶりがいいと信頼関係はあがります。少し間違いをしてもそよ風程度で許してくれます。

依頼ごと
信頼関係が構築されると「この荷物を上に上げてほしい」「テレビがつかないからちょっと見てほしい」等依頼ごとが増えていきます。
特に大事なものをいじられることに関しては信頼がない職員には頼んでこない傾向にあります。
但し、出来ないことはきちんと出来ない、また上に相談させてほしいということも大事です。変に安請け合いして「出来ませんでした」となると、利用者も「なんだ出来ないなら最初っから言えばいいのに」という心情になります。
わからないのであれば理由を明確にして出来ないorわからないとはっきりさせることで、可否をしっかりすると判断ができる職員と見られます。
他利用者への影響
先日、ちょっとしたトラブルがあり朝食の提供が少し遅れたことがありました。しかし、そのことについて利用者から文句は出ず、利用者間でも「あら、今日遅いね」「なにかトラブったんでしょ、あの人ちゃんとしてる人だから」「そうだね」というくらいで済みました。
理想なのは利用者間で何事もなく終わることです。利用者間でも尾ひれが付く形で終わってはいけないですし、利用者が職員に詰め寄ったり声を荒げてしまう形だともう収拾は付きません。
まとめ
介護の仕事は、基本利用者と接する仕事が主です。したがって利用者へ全てにいい加減にしてるとしっぺ返しが待っています。あなたの仕事ぶりは予想以上に見られてます。

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