【現実】自分のスタイルを教えてくれた夫婦のその後

人物

前回、利用者の方が自分のスタイルを教えてくれた利用者のお話をしました。

【技術】自分のスタイルが見えてきた日
訪問介護員として働き始めましたが、それでも苦労と苦悩は続きました。しかし、ある男性の入浴介助でのお話が自分自身の光明となりました。今回はそのお話です。前任者の見えざる影私が担当する前の担当者は今でも技術面に...

そこの夫婦とのエピソードです。

提案をされる

たしか、半年ぐらい経ったある日です。
利用者から「週一日のデイサービスをやめてその日を入浴介助にしたいんだ。で、君にお願いしたい。」というものでした。
いきなりだったのでびっくりしました。

「君にお願いしするので、週2回でだめな日があればスライドしても構わない。」とそこまで譲歩するものでした。
続けて「本来であればケアマネージャーに連絡してからだろうけど、君にお願いするのだから君にお話してからが筋だと思ったんだよ。」というものでした。

この辺は元経営者らしい根回しだなと思いました。
断る条件もなかったので承諾して、3日後に管理者からお話があり目出たく私が担当することになりました。

できなかった最後の挨拶

それから1年後、私が複合型サービス(現看護小規模)事業所へ異動することになったのですが、同時に最後となってしまった日に婦人から衝撃的な内容を知らされました。
「血液検査をしたら実は癌かもしれなくて、それがわかるのが明日なのね。もし、癌だったら入院しなきゃいけないから主人もショートステイをするから今日が最後かもしれないの。」

いつも明るく振る舞ってその日も癌じゃないよ的な話し方をしてくれました。
私も「では、次回もあると思って最後の挨拶は次回ですね。」といい普通の挨拶をして別れました。
結果は先に述べたとおりです。

正解は?

この件について、時々、過去に戻って「挨拶したかったな」と考えるときもありますが、それが正解なんだろうかな?と思うときもあります。過ぎたことは仕方がないかなと考えます。

ただ一つ言えるのは、この夫婦には感謝の言葉しかありません。

今回もお付き合いありがとうございます。

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