世の中は消費と浪費の2つの費用で回っています。消費は必要なもの、浪費は必要ではないもの。とはいえ、せっかく稼いだお金を何も考えずに浪費するだけで終えてしまうのも心身がすさんでいきます。
では、悪い浪費とはなにかを今回は解説していきます。
他人との比較で購入
「あいつが持っているなら俺はもっといいものを!」「Aさんが新車を買ったわ。私達も買いましょうよ!」「うなずきのくせにあんな物を持っているなんて、負けられない!」
なぜかわからないですが他人と比較して新しいもの、高級なものを購入します。しかし、本当に必要なものなのでしょうか。
新社会人で「お金が貯まったらブランド物のバックを買いたい!」という夢がありお金をためて買って使ってみる、「他の人が使っている。試しにどんなものだろうか」と比較して購入してみる、「いいものだ!」「また、購入してみよう」という浪費ならいいですが、「あの人が」「あいつが」と他人が持っているでは悪い浪費です。買ったはいいけど、そのものの価値もわからずに他の人が違うものに乗り換えたら乗り換えるのでしょうか。

決めてもすぐ破って購入
自分でお金を使える範囲を決めることはいいです。しかし、大概うまくいかないです。それもある程度仕方がないと考えます。では、どうして使ったのかを見直します。
ところが、悪い浪費をする人は「今月余ったから余裕!」「今月はしょうがない」「こんかいだけ」と自分に激甘です。
私はこの額!ときっちり決めるより、大体このへんの範囲と甘めに設定しています。そして、家計簿アプリでどれだけ使ったかを即分かるようにしています。この辺は人によりけりです。
破産が見えているのに購入
他人と比較して購入、決め事をしても直ぐに購入。こういう人は年収がアップしてもその分使います。下手すると友人、親戚、交際相手等、お金の無心に走ります。ギャンブルで一発当てようとしたり、返済のあてもないのに怪しい金融業者から借りたりして浪費をします。
もし、友人等から借金をしているのであれば返済しましょう。忠告してくれる人がいる時点では取り返しが付きます。忠告してくれる人がいないのはもう見捨てられた証拠です。

心を潤す浪費とは
悪い浪費とは生活を破綻させるものです。では、いい浪費とは心を潤します。
ギャンブルでも儲けるではなく遊び心で余裕を持ってしているうちもいいと思います。私も当たらない競馬をやっていますので。
節約疲れという言葉もあります。月に一度、ちょっと高めの美味しいものを食べに行く、欲しい物のために数ヶ月我慢して購入。このようにどこかで我慢した分の自分へのご褒美です。
バランスを考慮して自分の幸せを掴んでいきましょう。
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