生きていれば誰しもが年齢をとります。そして、会社の中では必ず世代交代は起こりえますが、その中で自分が「老害」と言われないようにするためにどうすべきか。
今回は老害になりかけていないかの予兆を自分自身に説いてみましょう。
他人責任論
他のところでも何度も語っていますが、「あの人のせいで仕事がはかどらない」「今の自分になったのはあいつのせいだ」と責任を他人になすりつけることです。
最悪なのは、自分が原因でミスをしたとき「自分は間違えていない、悪いのはあいつ」「上司の指示が悪いからと」他社へのアピールが始まり、自分は反省をせず仕事も適当になり周りから避けられるようになります。介護の世界だと利用者の評判も悪いです。
こうなると「面白くない」「俺の実力はここでは発揮できない」と転職をします。しかし、転職先でも同じ結果が見えてついには介護ネットワークの「あの人?採用するの早めたほうがいいよ」というブラックリストに入ります。

アップデートを怠る
自分に非はないのは、自分を向上させないことから始まります。向上させるには以下の要素があります。
他人の意見を受け入れる
新しいものを受け入れる
学習を怠らない
物事に対して100人に意見を伺えば最悪100通りの意見、見方があります。その中で誹謗・中傷は受け入れる必要はありません。しかし、意見に対しては素直に耳を傾けます。そして、自分似合いそうなものを採用し取り組んで見ればいいのです。うまくいけばそのまま継続、うまく行かなければ次に合いそうなものを採用して繰り返していけばいいのです。
学習とは何も机に向かって本を読むことばかりではないです。日々の生活の中にも学習は存在します。ちょっとしたきっかけで自分をアップデートできます。
否定することから老害は始まる
意見や新しいものを受け入れるのは若い頃は大したエネルギーを感じなかったです。しかし、年齢をとればそれなりの労力が必要となります。「いや、自分には無理だから」「面倒だから」と怠ればそこで終わりです。
老害とは物事を否定するところから始まり社会生活での終わりを自分自身で決めていくようなものです。幸せには終りがありませんので、自分から否定して終わりを決めるのではなくはじまりを見つけていきましょう。

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