前回、自分が鴨になる副業なるものを紹介しました。
世の中には紹介したもの以外にも詐欺的なものはたくさんあります。
では、このようなものに引っかからない人、引っかかる人、最低どういう心構えが必要なのかを説明していきます。
引っかからない人
結論から言いますと平常時な心理状態な人であれば引っかからないです。
儲け話、詐欺話を勧められた場合、以下のような感じでしょうか。
- お金に困っていないので今すぐ始める必要はない
- そのようなビジネスをしてまで稼ぎたくない
- 調べてみたら詐欺まがいなものだった
勧められても今すぐに必要ではないから、勧められた内容を調べる事もでき引っかかる前に未然に防げることができます。
言い換えれば、詐欺をする人は不安な心理状態にさせれば、ほぼ引っかからせることが出来るわけです。

私の場合
過去にネットワークビジネスに誘われたものの断った事を書きました。
実のところ、誘われたときは有給休暇使用中で次の職場探しをしている状態だったので、嵌ってもおかしくはなかったと考えます。
しかし、以下のような条件が有利に働きネットワークビジネスに参加しなくてすみました。
- 誘った人との接点が希薄だったこと
- 私の心理状態を不安な状態へ持っていけなかったこと
- 勧誘がしつこかったこと
勧誘する側がそこまで親しくなかったことにはじまり、他の人でうまく行っていたので私も楽に落とせるだろうと説明が大雑把でした。
私が細かいところをついていったら、ネットワークビジネスの詳細資料を見せるなどして後手後手な説明な仕方になるなど、私の心理状態を不安にさせることができませんでした。そして、焦りからか勧誘がしつこくなり、私は参加しないとなってしまったのです。
私も引っかかる可能性はある
会社でネットワークビジネスの話になったとき、何名かは引っかかり私は上記の話をしたところ、「うなずきさんは大丈夫でしょ」と言われたので、「いや、私もお金に困って情報も遮断されて正常な判断ができなければ引っかかりますよ」とお話しました。
そして、なぜ引っかからなかったのかを上記のような視点で教えました。
詐欺に引っかからない人は詐欺側に加担しているか、お金に不自由なく不安も全くない人ぐらいで、その人達も不安を抱えれば引っかかる側に陥るわけです。99%の人は引っかかると思うべきです。

最低限の準備
私は介護業のサラリーマン勤務です。介護の会社は潰れる可能性は低いとはいえ0%ではないです。従い、最低限の備え(生活費×6ヶ月分)を蓄え、会社の怪しい雰囲気を感じたら即退職できるような準備をしておくことで不安は拭えます。
全部の不安を解消できなくても、現在の収入源を失っても大丈夫なようにしておくことで、平常に近い心理状態に持っていきます。
また、儲け話は向こうからはやってこないです。自ら動かないといけません。たとえ、知人にうまい事業を勧められても必ずリスクの説明を聞いてください。甘い内容だけでリスクが一切ない事業は詐欺と考えるべきです。
この準備をしたからと言って詐欺話、儲け話に引っかからないわけでないです。まずもって重要なのは自分にもそういう話は来る可能性はあるということを頭の片隅に入れておくべきです。
そして、わからなければ誘いにはのらないことです。のらなければ被害はないのですから。
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