前回、2つの回で取り組みや根拠をしっかり伝えることは重要であることを伝えました。
しかし、この取組や根拠と言った内容を伝えることはもっと重要なことがあります。
今回はそれを書いていきます。
相手にも時間はある
それは、読み手側にも時間があることです。
例えば、下記の内容では全く異なる文になります。
- デンマークでは食事介助は虐待になる
- デンマークでは本人が望まないことを強要することは虐待に当たる。従い、本人が食べたくないというのに食事介助で無理に食べさせようとするのは虐待になる。
1,2どちらの発信者の内容を読みたいか。大半の方は2の方になるでしょう。
実はこの発信者は1をまず最初に、そして、2の考えを発信してます。
もし、今後読みたいと思うのは1のように「○○はこうだ!」といい、批判されたらあとからこういう考え、こういうことですという後出し論でしょうか?
それとも、2のように「○○はこうです。理由はXXだから」等、しっかりと内容があるものでしょうか?
1の場合、やり取りにすごく時間がかかります。このやり取りを議論と呼ぶのであればお門違いです。
それは言葉足らずから出てくる問答です。相手の時間を無視したやり方です。

伝えることは難しいからこそ
三度同じ結論になってしまって申し訳ないですが、重要なことなので書きます。
相手に伝えることは簡単なようで難しいです。仕事でも伝達ミス、友達同士でも伝達ミスは起こります。
重要なことを伝えるのであればしっかりと内容を記載すべきなのです。
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