今回は入社前の避けては通れない面接の失敗を考えてみたいですが、前提として、会社と自分の関係を踏まえないといけません。
会社と社員の関係とはは自分の商品価値をサービスとして会社に労働として貢献し、その対価としてお金を得ます。
従い、面接では自分自身の商品価値を会社に売り込む場になります。要は自分を売り込めないから失敗します。その失敗パターンは3つになります。
発言に会社の貢献がない
いちばん大事なのは会社への貢献です。自分を商品として売り込むのに、「御社で技術を学んでいきたい」「御社のもとで運営を学んでいずれは自分が介護事業者としてスキルを磨きたい」等、自分のメリットしか考えない人、会社への貢献が微塵にも感じられない人です。
会社は収益を出さないことには始まりません。しかし、これから会社の収益に貢献しようとする人が技術を学ぶとか踏み台にする等の発言では自分優先で自分の価値を上げるにしかなりません。
自分の商品価値はこれです。だから、会社の収益に貢献できるので雇ってくださいなのに、自分の商品価値を上げたい、商品価値上げてライバルになりたいと、会社からしたら「収益になりませんよ」と言われたようなものです。
回答例ではないですが、シンプルでもいいので「今までの経験を活かせると考えて希望しました」を自分なりにふくらませるのがいいのではないでしょうか。

前の会社の悪口
前の会社の退職理由は必ず聞かれます。その時に「悪口なる言い方」は厳禁です。
面接官はライバル会社でもあくまでうわさぐらいでしか他社のことはわかりません。従い、前の会社の悪口は印象が悪すぎます。
例えば「上司が会議で自分の意見を全く取り上げてくれない最低な人でした。」「自分は会社では仕事をしてきたつもりなのに社長は自分を冷遇してきた。」などブラック企業特集などとブログ、動画等では時間があるので説明ができます。
しかし、面接で上記の事を言われても面接担当は、会社におけるその人の立ち位置、真偽などまったくわかりません。
従い「我社でもうまく行かなかったらこのような感じで言われるのでは?」という面接官のほうがネガティブな感情をもちます。
私の場合、「価値観の不一致」をふくらませる形で出していきました。
質問はありません
「なにか質問はありますか」については、必ず一つ聞くものを用意してください。
「ありません」と回答しても大丈夫な会社もありますが、会社に対して興味・熱意を持っているかの最終確認ですから、「ありません」は”うちに興味ないのかな”となります。
では、面接中に自分が用意した質問も回答されて解決した場合は、「質問したいことはすべて面接でお聞きしましたので大丈夫です。」と質問は用意していましたアピールをしておけば印象は悪くないです。

まとめ
会社に入る=自分を商品として置いてもらい会社の収益に貢献することです。従い、面接では自分の商品価値を悪い印象を抱かせることなく過大に見積もることなく、しかし、過小評価することなくしっかりと売り込むことです。
私自身、「祖父母、親の介護の糧になれば」という会社への収益貢献から外れすぎているトンデモナイ発言を未経験時代の面接のたびに言って落ちています。
もし、何社か連続で落ちているのであれば、自分の面接はどうだったかを振り返ってみていいかもです。
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