先日、地元でヒグマが住宅街に出る事件がありました。目撃情報をみたら親の住んでいる1キロ先にも出ていたようで一歩間違えればどうなっていたことやらです。
今回は「福岡大学ワンダーフォーゲル同好会ヒグマ襲撃事件」を取り上げつつ、熊の習性と現代生活でどうなのでしょうというのを考えてみました。
石狩川渡ってきた熊だったら対応できないですよ、正直。
概要
福岡大学ワンダーフォーゲル同好会所属男子学生5人が北海道日高山脈を縦走する計画を立てた。
1970年7月12日出発、14日に最初の山へ入山。
そして、25日にヒグマに遭遇、一度はヒグマは退散したように思えたが26日にヒグマがテントを倒し2名が助けを呼ぶため下山しました。
残念ながら26日から27日にかけて3名の生命を奪う結果となりました。
内容が結構残虐なため、詳細はリンクを貼っておきます。
(詳細)http://higuma1979.sakura.ne.jp/33jikenn1.html
ヒグマの習性と現代生活
今でこそしっているヒグマの習性ですが、現代生活に置いては避けられないのも事実です。
以下ウィキペディアより抜粋したヒグマの習性です
- ヒグマがあさった荷物を取り返してはいけない。
- ヒグマに遭遇したらすぐに下山しなければいけない。
- ヒグマに背を向けて逃げてはいけない。
- 事前にヒグマに出会ったときの対処法をチェックしておかなければならない。
- ヒグマは時間や天候に関係なく行動する。
1.ヒグマが漁るものは何も荷物とは限りません。ゴミや家の庭でなっている果樹など避けられないものもあります。
2.3.4.今回襲われた方も背中から襲われた方がいます。しかし、住宅街で出会った場合、どう対応するべきでしょうか。今回は運良く死者は出なかったですが、毎度運頼みというわけには行かないです。
5.目撃情報から今回はAM3:30頃でしたが、札幌はこの時間帯付近から明るくなりますので、発見できたのではないでしょうか。夜中に運良く見つからず助かった人もいるのではないでしょうか。
今回取り上げた事件は、ヒグマに出会う不運からはじまりました。しかし、ヒグマの習性を知っていれば避けられた事件とも言われています。
そして、先日のヒグマ騒動はヒグマの習性を知っていたとしても避けられず、逆に運よく死者が出なかったに過ぎません。
共存共栄という優しい言葉では片付けられない
今回の騒動で熊は射殺されました。これは上記1であげたように何度も来る習性があるため、どんなにうまく返せたとしても何度もやってきます。
そして、時々起こる熊騒動で毎度射殺に対して抗議する人たちがいます。
習性も知らず動物との共存共栄を掲げる人々でしょうが、地元民の不安も知らずに対岸の火事程度だから言えるのでしょう。そこまで言うなら、家で飼ってみてください。
ちなみに最近はアレの影響で観光を控えていますが、もし観光に来た場合、北海道で夜中のドライブは気をつけてください。
道路にエゾシカがいますから。そして、分かりづらいですから。時々、道路脇になんで鹿が倒れているの?なんて思っている方、そういうことなんですよ。車も結構損害出ますので。
これが北海道の自然の真実の一部です。共存共栄?寝言は寝てから言いましょう。
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