前回、日航機墜落事故の陰謀論について書きましたが今回もその続きです。
こんなへんてこな話も出ていたんだという感じで読んでみてください。
アメリカの圧力で国産OSを潰す
当時、日本の国産OSとして注目されていた「TRON(トロン)」、その技術者10数人該当機に搭乗しており、WINDOWSを持つマイクロソフト社が恐れてアメリカ政府を巻き込み・・・というものである。
技術者10数人該当機に搭乗した事実はどこにあるのでしょうか。そもそもそんなだいそれた事したら、マスメディアに餌与えるようなものです。報道しないほうがおかしいです。マスメディアを見ていればわかりますが、事件、事故を誇張報道して国民を煽りながら視聴率を稼ぎます。なのに、今回ばかりは政府とマスコミが手を結んでいるということでしょうか?
コンピューターの歴史ですが、OSで言えば80年代はアップル社のマッキントッシュです。なぜそちらをぶっ潰すことをしなかったのでしょうか。OSの出来で言えばUNIXのほうに分があるにも関わらず、なぜぶっ潰さなかったのでしょうか。
そして、マイクロソフト社の飛躍といえば1995年のWindow95です。10年後のことを10年前に分かるのでしょうか。
よく、一番得した人、物を疑えといいます。歴史的にみればここのポイントといえますが、当時の状況、余裕度から言ってそのような事をして飛躍の予想ができるのであれば、わざわざ目立つことをすることなくすればいいのに、疑われることをしてまでというのにはリスクが大きすぎます。
自衛隊、アメリカ政府、日本政府と陰謀論者はどうも敵にしたい人たちが見えてきますね。

中曽根発言
当時、総理大臣だった中曽根康弘が「真実は墓場まで持っていく」と発言したと。
陰謀論者はとにかく「XXと言った」「XXを見た人がいる」と記憶を頼りにして声を上げますが、検証をせずに独り歩きさせるだけさせて責任は取りません。政治家の発言は揚げ足取りにはもってこいなのに、この発言に食いつかないのはなぜでしょう。
答えはその発言はなかったからです。(引用https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20191130-00153082)
陰謀論を語るものは狙われる
35年以上も経って未だにこの事故は語り継がれます。語り継がれるのはいいですが、一部の人間によって弄ばれるのは残念でなりません。特に収益性の多い動画投稿サイトでは支持されているチャンネルもあります。
動画では相模湾にまだ回収されない尾翼の一部部品をかんたんに引き上げられるのに引き上げないのは陰謀だという。そこまで言うのであればクラファンで回収費用を募ればいいだけです。コメントしている信者が口だけなのかどうか本気度がわかります。
また、自分が狙われているかのごとく「1年後この動画が消されていたら…」などとそれらしいことを言いながらしっかりと1年後残っています。本当に消すのであれば1日持たずに消えていますよ。

誘導する正体
昨今ではインフルエンサーが信者を作り右といえば右、左といえば左に従うように洗脳します。しかし、その正体は正しいことも言いながら、正確性に欠けた情報も織り交ぜてアフィリエイトへ誘導して稼ぎまくっているに過ぎません。
今は詐欺とは言えないもののうまく人の心理を使い自分の都合のいい方向へ誘導するやり方が多いです。自分にとって都合のいい情報だけではなく悪い情報も見て頭を冷やして行動することをお勧めします。信者になったら救いの手は敵にしか見えません。
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