利用者と仲良くなったり、信頼されるといろいろなお願い事をされることもしばしばあります。しかし、超えてはいけない部分もあり適度な距離が難しいものです。仲良くなったりするとどうなるのかを書いていきます。
貰い物は報告する
一番多いのは、お菓子や飲み物類をもらうことでしょう。貰ったら基本的に伝えています。
伝えないと後々取られた、なくなった等問題になる可能性があるからです。
ただ、殆どは貰っていいよと言われお腹の中へ入ります。
こちらのお願い事もしやすくなる
向こうも色々とお願いしますが、こちらも居室内清掃、入浴時間等決まった時間以外でお願いするとOKがもらえたりします。
約束事もたとえ忘れていたとしても許してくれますが、何度もは出来ないと思いますので、基本的には忘れなことですね。
評判が良くなる
利用者の家族から「うなずきさんで助かりましたよ」という声を聞くことがありますが、ありがたいですが他の誰かがなにかやらかしたのかな?と考えもよぎります。
利用者自身が家族に伝え、他の利用者と差がつくなどして評判が良くなります。
好循環が生み出う結果ですね。

コミュニケーションの円滑さ
利用者との距離がいいと、コミュニケーションも円滑になります。
これらは、どこから手をつけるではなく常日頃から出来ることをしておくことでしょう。
好循環は自分自身が生むのです。
最後に
最後に最悪な結果になった例を紹介します。
当時、管理者がある一人の利用者の家族とプライベートな電話でやり取りするほど距離が縮まりすぎていました。
その管理者はそのことを自慢していましたが、私的には「何かあったら一瞬で手のひら返されると思うけどな」という心境でした。
そして、転機が訪れ予想通りの事が起きました。。
その利用者が最初肺炎の疑いがあるということで入院しましたが、入院先で重篤な状態になってしまったのです。
その結果、家族は管理者へ猛烈なクレームを開始しました。当然、プライベートの電話先を知ってるので電話番号を変えない限り逃げれません。
この管理者、「自分に任せておけば大丈夫」的なことを吹聴していたので、私的には当然の結果かなと思いました。
その後、数ヶ月してこの管理者は退職しました。

極端な例ですが、人はいつ掌返すかわかりません。適度な距離で接することを心がけたほうがいいです。
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