厄介な利用者のパターンに「口うるさく言ってくる人」がいます。掃除でも入浴でもこうしろああしろと。
こういう人はどうしたらいいのかといえば、1ヶ月を見据えた取り組みをしましょう。
礼に始まり礼に終わる
なぜ口うるさいのか。それは相手も人間であり慣れていない、構えてしまうということだと考えています。
まずは、挨拶をしっかりする。これに尽きます。
当たり前な事だと思うかもしれませんが、利用者は見てます。
いい加減な態度を取る職員、挨拶ができていない職員の評判は悪いです。
なので、人として当たり前なことをすべきなのです。
利用者へアピールする
掃除、入浴、介助等は同行職員に見てもらい、その場でアドバイスう受ける。また、利用者から注意を受け理解できなければ、同行職員から助言をもらい、利用者に同意を得る。
あくまでも主は利用者であり同行職員ではないです。
不明点があれば本来は利用者に聞くのがいいですが、慣れてなければ同行職員に確認しましょう
こんな感じで利用者に対してわかろうとしているというアピールをしていきます。

感謝の意を伝える
例えば、掃除でも「掃除機は使わないで」、「キッチンペーパーで拭いて」等注文はあるでしょうがしっかり対応しましょう。
その後、利用者に対して「慣れていないので色々教えていただいてありがとうございます」と謝辞を述べます。
相手は年配者です。大半の方の心情としては「口うるさく言ったのにそう捉えてくれるのか」となっていくはずです。
こういうようなことを繰り返して距離を縮めていきます。
絶対はない
距離が縮まると利用者から話しかけられたりします。こういうことで自分との距離を確認します。
ただし気をつけることは自分はもう大丈夫と思わないことです。
何気ない行動、発言等で利用者は激怒したり口撃したりします。そして、「こんなはずじゃ・・・」と思いますが、これは自分が勝手にその利用者に作った大丈夫という信用イメージです。

利用者と職員は、特別な関係を作ることではなく、仕事をしやすい関係を作るということを肝に銘じましょう。
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