先日、Aさんのバイタルを測ってほしいと指示され測ったら、「全員測った?」と尋ねられ当然測ってないと答えたら「測って!」とイライラした返答が返って来ました。
極端な例ですが、自分が思っている通り事が運ばないと嫌なものですが、大方の原因は自分にあります。
お願いごとなのか育成なのかを明確に
指示をする側には、例えば、「1から5までやってくれ」と依頼したら、勝手にこの指示で1から10までやってくれるだろうという願望が入りますが、残念ながらされた側は当然5までしかしません。
そして、する側は自分は悪くないと言わんばかりに「言われたことだけするんじゃなくて、もうちょっと考えてやってよ」と後付けで言ってきます。
うまくいかないと、ここぞとばかりに育成してるんだと言わんばかりな言い方をしてくる人は、大抵してませんというか出来ません。
育成をする方は、「ここでこう動いたほうがこうなる。だから時間のロスが少ない」ときっちり説明します。というかする必要があります。そうしないと考えることではなく悪い印象に繋がります。
育成のための指示なら、うまく行かなくても当たり前と思い、ただの指示なら自分がやってほしいことをきっちり説明することです。

他人は他人
「○○さんならここまでやってくれるのに」といってくる人もいますが、そう私は私であり○○さんではないです。
まるで、その人のごとく動いてくれることを期待しているようですが動きません。
その人のやり方がいいなと思えば、そのやり方を真似ればいいですし、自分に無理だと思えばやる必要はないです。
自分は自分、他人は他人です
イライラする原因は自分にあり
指示する側にたったことがある人ならば経験あると思いますが、指示通りうまく行かなかったとき、イライラするするものです。ですが、考えてほしいのは上記のように曖昧な指示でなかったかということです。
上記の例だと、「ここにいる全員のバイタルを測定してほしい。そして、値がおかしいと思ったら報告してほしい」、おかしいと思ったらの指示も曖昧なので、自分が思っている数値よりワイドに考えておかないとイライラしますよ。
職場の人間が時々なら、「しょうがないかな」という思いで過ごせるでしょうが、これが管理者やリーダーとなれば空気は悪くその人が休みなら羽根を伸ばしていることでしょう。
自分がどういう指示をしているかを思い出してみるのもいいかもしれません。

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