過去にこの管理者はひどい、このケアマネージャーはダメと語ってきましたが、ではどういう人ならいいのでしょうか。性格が良くて優しくてと自分の都合のいい人を求めると絶対無理なので、抑えておきたいポイントを語ります。


見本を見せる
介護の場合、いちばん重要なのは見本を見せることでしょう。身体介護となれば尚更です。いくら言葉を並べても実際にやってみないとわからないです。その際に、しっかり見本を見せてくれる人、そして、コツを自分に落とし込んでくれる人です。
背丈170cmの人が150cmに対して「私はこうやってるから!」と見本を見せても、体格が異なればどこかに無理が出てきます。無理が出てくれば、利用者へはね返ります。同じような背丈、体格な人に教わるのが望ましいですが、そんなに人はいるわけじゃないのでいろんな人に教わります。その際に、自分が困っている点を上げて一緒に考えてくれる人であればありがたいですね。
人の話をしっかり聞く
困りごと、悩みごとがあれば誰に相談しますか?よく相談を乗ってくれるその人は自分の考えを押し付ける人ですか?ちょっと考えて思い出してみればわかると思いますが、相談に乗ってくれる人は人の話をしっかり聞きます。その中で最適な回答を出します。
ちょっと前に管理者で自分都合な人がいることを語りました。「私のときはこうだったから、うなずきさんも耐えて」といった回答にもならない内容をさも一番いい回答のように語る人は問題解決には向かないです。このような人に当たったら他の人を探しましょう。

ポイントを掴む人
知識があるのに教えるのが下手な人がいますが、どうしてだろうと考えてみました。結論はなんでも伝えようとするからです。
利用者Aがいます。熱を出して解熱剤がない状態を仮定した場合、以下2パターンの指示(教え)ではどちらがいいでしょうか。
- 利用者Aさんは、現在39℃の熱が出てますので、まずは、頭、鼠径部の3点クーリングでお願いします。但し、(既往歴)を持っているので、○○の症状がでたら即教えて下さい。
- 利用者Aさんは、現在39℃の熱が出てます。解熱剤を頼んでるけどまだこないからまずは、クーリングしましょう。あと、(既往歴)があるから、これとこれをこれに注意しないといけないかな。最悪な場合、こういうのもあるのよ。困ったわねー、はやく解熱剤が来ればねー、クーリングじゃどこまでもつかしら
1の場合、まずは最低限な処置をします。同時に最悪な場合の想定をします。そうすることで、利用者から離れたらところで色々と教えればいいわけです。ですが、2の場合だと、何が重要なのかが不明になります。こういう人って、だいたい喋り好きな人が多いかなと思います。
人なので
自分にとって理想な上司はどういう人か。これは追い求めても出会えません。人なのでどこかかしらは短所はあります。ですが、その短所を凌駕する長所を持っている人に出会えることを祈ってます。

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